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論文の構成の作り方2026|IMRADと章立てテンプレート・分量配分

論文の構成の作り方2026|IMRADと章立てテンプレート・分量配分

論文の構成は、書き始める前に決めておくべき設計図です。構成が曖昧なまま書き進めると、論点が重複したり結論が根拠と噛み合わなくなったりします。本記事では、論文の構成の基本形であるIMRADと章立てテンプレート、各章の分量配分の目安を分野別に整理します。

論文の構成は、序論・本論・結論の3部構成が基本形で、理系・社会科学系では本論をさらに方法・結果・考察に分けた「IMRAD」型が標準として使われます。

論文の構成の基本形は?

論文の構成の基本形は「序論・本論・結論」の3部構成です。序論で問いと目的を提示し、本論で根拠を積み上げ、結論で要点を要約して締めます。これに要旨(アブストラクト)と参考文献一覧を加えたものが、論文全体の骨格になります。卒論の章立てテンプレートは卒論の構成・章立ての基本テンプレートで具体例つきで確認できます。

IMRADの各章の役割は?

IMRADはIntroduction(序論)・Methods(方法)・Results(結果)・And・Discussion(考察)の頭文字です。本論を「方法」「結果」「考察」に分けることで、事実の記述(結果)と解釈(考察)を明確に切り分けられる点が最大の利点です。

章 書く内容 避けるべきこと
序論 背景・問い・目的・論文の構成予告 結論を先取りしすぎる
方法 対象・手順・分析方法 結果や解釈を混ぜる
結果 得られたデータの客観的記述 主観的な評価を書く
考察 結果の解釈と先行研究との比較 新しいデータを持ち出す
結論 要点の要約と今後の課題 新しい論点を追加する

各章の詳しい書き方は序論の書き方、本論の書き方、結論の書き方で個別に解説しています。

論文の章立てをホワイトボードに書き出して整理する学生
章立てを紙やホワイトボードに書き出すと、全体のバランスを俯瞰しやすくなります。

分量配分の目安は?

分量配分に絶対の正解はありませんが、一般的な目安として序論10〜15%、方法10〜20%、結果15〜20%、考察20〜30%、結論10〜15%という比率がよく使われます。総字数が2万字の卒論であれば、考察に4千〜6千字程度を割く計算になります。

  • 考察が薄い論文は「結果を並べただけ」という指摘を受けやすい
  • 序論が長すぎると、本題に入るまでが冗長になる
  • 方法が短すぎると再現性の検証が難しくなる

分野によって構成は変わる?

実験系・調査系の論文はIMRADに忠実な構成が好まれますが、人文系や理論研究では実験や調査を伴わないため、序論・本論(テーマ別の章立て)・結論という柔軟な構成が使われることが多いです。卒論全体の書き方は論文の書き方 完全ガイドで執筆順や推敲まで含めて整理しています。

卒論の目次案を見比べながら構成の分量バランスを検討する様子
分量配分の目安を意識しながら目次案を作ると、後半の考察が薄くなるのを防げます。

章立てはどう作ればいい?

まず仮の章立てをA4一枚に書き出し、各章に見出しレベルで3〜5個の小見出しを割り振ります。方法や結果が固まった段階で、見出しの粒度や順序を調整するのが実践的です。指導教員に仮の章立てを早めに見てもらうことで、構成上の大きな手戻りを防げます。

よくある質問

論文の構成の基本形は?

序論・本論・結論の3部構成が基本で、理系・社会科学系ではさらに方法・結果・考察に細分化したIMRAD型が使われます。

IMRADとは何の略?

Introduction・Methods・Results・And・Discussionの略で、序論・方法・結果・考察の順に論を展開する学術論文の標準構成です。

各章の分量配分の目安は?

序論10〜15%、方法10〜20%、結果15〜20%、考察20〜30%、結論10〜15%が一般的な目安ですが、大学や指導教員の方針を優先してください。

人文系でもIMRADを使う?

人文系では実験や調査を伴わない論文も多く、IMRADよりも序論・本論(各章)・結論という柔軟な章立てが使われる傾向があります。

章立てはいつ決めればいい?

執筆を始める前に仮の章立てを作り、方法や結果が固まった段階で見出しの粒度を調整するのが実践的です。

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