看護師国家試験の合格率データ2026|近年の推移と新卒・既卒の差
看護師国家試験の合格率は近年おおむね88〜91%で推移し、新卒者は約94〜96%と高い一方、既卒者は30%台にとどまり大きな差がある。
結論: 厚生労働省発表によると、2026年3月実施の第115回看護師国家試験の合格率は88.3%(受験者59,614人・合格者52,666人)。新卒者の合格率は94.1%と高い一方、既卒者は32.3%にとどまる。前年の第114回(2025年)は全体90.1%、新卒95.9%だった。
看護師国家試験の合格率はどのくらいか
厚生労働省が2026年3月24日に発表した第115回看護師国家試験の結果によると、出願者数60,311人、受験者数59,614人、合格者数52,666人で、合格率は88.3%だった。前年の第114回(2025年実施)は受験者数63,131人、合格者数56,906人、合格率90.1%と、2年ぶりに90%台を回復した年だった。近年の合格率はおおむね88〜91%のレンジで推移している。

新卒と既卒でなぜ差が大きいのか
看護師国家試験の合格率は、新卒者(その年度に看護学校・大学を卒業した受験者)と既卒者(過去に不合格となり再受験する受験者など)とで大きな差がある。第115回では新卒者の合格者数は50,862人、合格率は94.1%だったのに対し、既卒者の合格率は32.3%にとどまった。第114回でも新卒合格率は95.9%と高く、既卒者は30%台にとどまったと報じられている。新卒者は在学中に国家試験対策のカリキュラムを受けられるのに対し、既卒者は就業や生活と学習を両立しながら独学で対策する必要があるケースが多く、この違いが合格率の差につながっているとみられる。
近年の合格率・受験者数の推移
| 回・実施年 | 受験者数 | 合格者数 | 全体合格率 | 新卒合格率 | 既卒合格率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第114回(2025年) | 63,131人 | 56,906人 | 90.1% | 95.9% | 30%台(推定) |
| 第115回(2026年) | 59,614人 | 52,666人 | 88.3% | 94.1% | 32.3% |
出典: 厚生労働省 看護師国家試験結果発表(第114回・第115回)、旺文社教育情報センターおよび報道各社まとめ

合格率が変動する背景
看護師国家試験の合格率は、その年の出題難易度や採点除外問題の有無によって年ごとに変動する。第115回では採点除外等の対象となった問題が2問あったと報じられており、こうした要因も合格率に影響しうる。全体合格率が90%を割った年であっても、新卒者に限れば94%前後を維持しており、在学中の国家試験対策教育が新卒合格率の安定に寄与していると考えられる。既卒者の合格率向上には、働きながら学習時間を確保できる対策講座の活用などが有効とされる。看護系の卒業研究や国家試験対策のレポートを整理する際に、AIで卒業論文・修士論文を書く「Tesify」を下書き作成の補助として活用する学生も増えている。
看護系の進路と関連データ
看護系への進学を検討する際は、大学進学率の推移や大学の学費の推移データもあわせて確認しておきたい。学費負担の重さは大学中退率にも関わる要因の一つとされる。医療系の学費データとしては医学部の学費データも参考になる。
よくある質問
看護師国家試験の合格率はどのくらいですか。
2026年実施の第115回は88.3%、2025年実施の第114回は90.1%で、近年はおおむね88〜91%のレンジで推移している(厚生労働省発表)。
新卒と既卒で合格率が違うのはなぜですか。
新卒者は在学中に国家試験対策のカリキュラムを受けられるため合格率が94〜96%と高い一方、既卒者は独学での対策となることが多く合格率は30%台にとどまる。
直近の受験者数・合格者数はどれくらいですか。
第115回(2026年)は受験者59,614人に対し合格者52,666人。第114回(2025年)は受験者63,131人に対し合格者56,906人だった。
合格率が90%を下回ることはありますか。
ある。第115回(2026年)は88.3%と90%を下回った。出題難易度や採点除外問題の有無など、年ごとの要因で変動する。
合格発表はいつ、どこで確認できますか。
例年2月に試験が実施され、3月下旬に厚生労働省のWebサイトで受験地別に合格者の受験番号が発表される。
合格率の推移から今後の対策で分かることは。
新卒合格率は毎年94%以上で安定している一方、既卒合格率は30%台と低い水準が続く。既卒者は早期からの計画的な学習が合格率向上の鍵になるといえる。
{
“@context”: “https://schema.org”,
“@type”: “FAQPage”,
“mainEntity”: [
{
“@type”: “Question”,
“name”: “看護師国家試験の合格率はどのくらいですか。”,
“acceptedAnswer”: {
“@type”: “Answer”,
“text”: “2026年実施の第115回は88.3%、2025年実施の第114回は90.1%で、近年はおおむね88〜91%のレンジで推移している(厚生労働省発表)。”
}
},
{
“@type”: “Question”,
“name”: “新卒と既卒で合格率が違うのはなぜですか。”,
“acceptedAnswer”: {
“@type”: “Answer”,
“text”: “新卒者は在学中に国家試験対策のカリキュラムを受けられるため合格率が94〜96%と高い一方、既卒者は独学での対策となることが多く合格率は30%台にとどまる。”
}
},
{
“@type”: “Question”,
“name”: “直近の受験者数・合格者数はどれくらいですか。”,
“acceptedAnswer”: {
“@type”: “Answer”,
“text”: “第115回(2026年)は受験者59,614人に対し合格者52,666人。第114回(2025年)は受験者63,131人に対し合格者56,906人だった。”
}
},
{
“@type”: “Question”,
“name”: “合格率が90%を下回ることはありますか。”,
“acceptedAnswer”: {
“@type”: “Answer”,
“text”: “ある。第115回(2026年)は88.3%と90%を下回った。出題難易度や採点除外問題の有無など、年ごとの要因で変動する。”
}
},
{
“@type”: “Question”,
“name”: “合格発表はいつ、どこで確認できますか。”,
“acceptedAnswer”: {
“@type”: “Answer”,
“text”: “例年2月に試験が実施され、3月下旬に厚生労働省のWebサイトで受験地別に合格者の受験番号が発表される。”
}
},
{
“@type”: “Question”,
“name”: “合格率の推移から今後の対策で分かることは。”,
“acceptedAnswer”: {
“@type”: “Answer”,
“text”: “新卒合格率は毎年94%以上で安定している一方、既卒合格率は30%台と低い水準が続く。既卒者は早期からの計画的な学習が合格率向上の鍵になるといえる。”
}
}
]
}
参考: 看護師国家試験2026、大阪公立大など56校が合格率100%(リセマム)、第115回(2026年)看護師国家試験 合格率88.3%(看護roo!)、第114回看護師国家試験結果(旺文社教育情報センター)
